しーまブログ 日記/一般奄美大島 ブログがホームページに!しーま新機能のお知らせ! さばくる~イベント情報受付中!~

2012年08月31日

諸鈍のカフェ

最近、諸鈍のデイゴ並木沿いにカフェができているのをご存知でしょうか?たまたま、通りかかったら、美しい女性がさりげなく現れて、「お茶でもどうぞ」といいながら、カフェに消えていったのであります。こんな、巨木デイゴの後ろです。勇気とお時間のあるかたは、是非どうぞ。
  


Posted by hamayuri  at 23:27

2012年08月31日

嘉入の滝

久々に嘉入の滝に行きました。ちょっと水量がすくないかなあと思いつつ、看板をのぞいてみると、ここは、なんと、親ノロだけが身を清められる聖水であったのですね〜。知りませんでした。昔は、こんな看板なかったような気がします。古来は、「ウティリミズヌ瀧(たき)」といわれたそうで、落差は15m。大うなぎが棲息しているのだとか。ううむ。
  


Posted by hamayuri  at 23:27

2012年08月31日

ライオン岩

加計呂麻島の徳浜に鎮座する、「ライオン岩」。これは見事なライオンであります。海岸左奥の岩場を越えて行くと、あっとびっくり!大きなライオンに出会えます。これは、素晴らしいポイントですね。
  


Posted by hamayuri  at 23:17

2012年08月28日

西阿室の絶景

いやあ、雨ばかりの一日でしたが、こんな写真で憂さ晴らしをしてみましょう。これ、西阿室。夕焼けでも有名ですが、やはり都会育ちのため、青い海には憧れますね〜。夫と喧嘩しても、この海には癒されます〜。
  


Posted by hamayuri  at 17:37

2012年08月28日

花富峠

台風15号は、思ったより大きな被害なく、通り過ぎていったようで、少しほっとしています。農産物や土砂崩れなどの被害はこれからでるのでしょうけど、特に最近、豪雨災害なども含め、自然災害が奄美を狙っているような気がしてなりません。神様に何か悪いことしているのか?

  


Posted by hamayuri  at 10:27

2012年08月27日

塩道長浜

喜界島のシマめぐりで、聞いたお話。塩道長浜は、島唄にもなっているかなり知られた地域ですが、この場所が埋め立てられて、半分は公園になっているのはご存知だと思います。ところが、それがなんでそうなったかというのが、ずっと疑問でした。開発ということらしいのですが、実はよく知らなかったのであります。
 ところが、奄美の日本復帰にともない、喜界島でも学校を作ることになったわけですが、この建設のために、ここの砂が使われたというのです。で、海水を浄化できる機能が失われ、どんどん臭い場所になっていったようで、それならと公園にしたというのですね。でも、海辺はこのようにまだ残されています。でも、海水浴場としては海質が足り無いとのこと。また、塩道(しゅみち)と私は読んでいましたが、地元では、「しみち」と呼ぶのだそうです。やはり、行ってみないとわからないことはいっぱいありますね。
  


Posted by hamayuri  at 12:17

2012年08月27日

台風です

昨夜から、すごい風です。被害がおきなければいいのですが…。   


Posted by hamayuri  at 12:02

2012年08月24日

喜界島 高倉の文様

小野津集落でのことです。守内家という石垣職人の家だとのことですが、屋敷内にある高倉の横柱に魔除けの文様が刻まれているのを見ました。これは、すごい!!研究者もよく訪れるとのことですが、今迄みたことはなかったです!皆さん、ご存知でしたか?珍しいですよね〜。
  


Posted by hamayuri  at 18:19

2012年08月24日

喜界島 クンビー神様

先日行った喜界島塩道での話。クンビーとはイボのことだそうですが、イボができたら、この大きな岩の下に炒ったそら豆(トーマミー)を供えるのだそうです。そして、イボの数だけ持ち帰り、人通りのある十字路の真中に置き、人が踏んで豆が潰れてなくなったら、イボも取れるというまじないのようなものですね。喜界島はそら豆が特産品なので、利用されるのですね。
 ところで、今日の南日本新聞に、鹿児島市小山田町でも「いぼの神様(かんさあ)」を拝んでいるところがあるのを見つけました。地蔵さまのような石に、治してくださいと一心に祈り、イボが治ったら、お礼に年の数だけ豆を炒って供えるのだそうです。民間信仰は、面白いです。
  


Posted by hamayuri  at 18:06

2012年08月23日

南日歌壇 8/23

これまた久しぶりの掲載です。

●ガジュマルの気根に抱かるるノロの墓いく世経ちしか風の音聞こゆ(高野公彦選)

●うりずんを走る車窓に浮かびくる琉球の墓は母なるかたち(小島ゆかり選)

face10  


Posted by hamayuri  at 14:16

2012年08月22日

安達征一郎 文学碑

喜界島の赤連(あがれん)の海沿いに安達征一郎さんの文学碑が建立されていました。安達氏は、南島を舞台にした小説を多く書き、第二回直木賞候補になったという人物。瀬戸内町生まれとのことですがこの辺りで少年時代を過ごしたそうです。
  


Posted by hamayuri  at 11:53

2012年08月22日

川畑さおりさん

続きましては、川畑さおりさん〜。喜界島の歌姫は、幼稚園勤務だったと思っていたのですが、今年から図書館勤務なのだそうです!郷土資料を探しに、図書館に行ったら、長身のさおりさんにバッタリ。実は、彼女が高校生のときにホライゾンで取材したことがあるのですが、ほとんど面影はかわっていませんでした。写真撮らせてね〜といったら、ほら、嫌がりもせず、こんなステキな笑顔で撮らせてくれました!さすがですね〜!
  


Posted by hamayuri  at 11:27

2012年08月22日

同姓同名の百合子さん

いやあ、まったくご無沙汰しておりまして、申し訳ありません。13日から15日まで喜界島に出張し、翌16日から加計呂麻島へ出張。ホライゾン36は、「奄美の平家伝承」が特集なので、その取材もしてまいりましたですよん。で、帰って来てから、もろもろの疲れで階段を降りるのがやっとという惨めな姿となりながら、データ整理やら、観光パンフレットのデザインなどに追われておりました。ブログ更新の元気もなかったのですが、なんとか今日から月末迄は、頑張ります!
 ところで、ますはこの方を御紹介します〜。喜界町役場総務課勤務の濱田百合子さんです。私のことは既に知らされていたようですが、名刺をお渡しして、お互い、大笑いしてしまいましたよ。実は、奄美にも唄者の浜田百合子さんがいるので、すでに3名の濱田百合子さんがいることが判明いたしました。
  


Posted by hamayuri  at 11:14

2012年08月11日

花火のあとは〜

今年の奄美祭りは、花火大会と舟漕ぎ競争だけで、終了。台風の影響なのですが、ちょっと残念。ビール片手に焼鳥などを食べながらの花火見物。いやあ、老夫婦という感じですね〜。そこで、花火のあとに、夫婦連れ立ってカラオケへ行きました。たぶん、二人でいったのは初めて〜。私のカラオケ修行のために、太クンを誘ったのです。はじめはそれほど乗り気ではなかった彼ですが、昭和の自分たちの青春時代に流行ったウタを二人で、歌いまくりました。延長しようと思ったけど、花火大会の後ですから、若い家族連れが待っていて、あえなく終了〜。でも、これから二人で趣味として、やっていけそうです〜。
  


Posted by hamayuri  at 12:09

2012年08月07日

ケンムンのお菓子

またまたケンムン。さて、今日はケンムンのお菓子を御紹介します。まず、「ケンムンの杜」。これは、なんと!ニガウリをシロップで煮込んで焼き菓子ガレットにしたもの。ニガウリの苦さは無く、しっかもコリコリ感は残っています。ちょっと甘過ぎかなとも思いますが、お菓子ですから、ね!春風堂で発売。昨年の「島一番コンテスト」で、優秀賞をとられたとのこと。かなり太めのケンムン(というより、河童ですね〜)がイラストで描かれています。昔、ホライゾンでもお世話になった鈴木さんのイラストですね。春風堂は、クロウサギ饅頭も人気ですが、リュウキュウアユのお菓子もあり、いろいろ工夫されているなあと感心しました。

 もうひとつは、ばしゃ山村のチョコ大福。箱には、「みちゃ団子」と書かれています。ケンムンが人間を騙して食べさせた泥ダンゴの意味だそうです。「みちゃ」とは、泥のこと。でも、なかなか美味しいチョコ大福でありました。ばしゃ山では、奥光太郎さんによる様々なケンムングッズが販売されていて、人気だとか。
 私たちも何かケンムングッズを提案してみたいですねー。
  


Posted by hamayuri  at 19:08

2012年08月04日

ケンムンふぇすた 7月29日レポート


ケンムンイベント第二弾は、7月29日(日)に、奄美パークで開催されました。いやあ、この日のために何ヶ月も準備を進めて来たのですからね。気持ちが入りますよね、パーク広場には、いっぱいのケンムンたち。どのイラスト絵や写真も、素晴らしい!スタッフはお揃いのホットピンクのTシャツでお出迎えです。
 そして、ばしゃ山の着ぐるみ(ケンケンとムーンちゃん)も助っ人に登場してくれて、いよいよ開幕。宮崎緑園長は、この日、石川県から奄美に到着。ご覧のような大島紬の衣装で登場してくれました。そして、節田保育所のかわいいケンムンの歌と踊り。いやあ、4〜5歳児の子たちが、舞台いっぱいに活躍してくれました。
 「けんむんとこーみにゃ」、「ぶながやってなあに」の絵本紙芝居のあとは、奄美のケンムン(恵原義之さん)と、沖縄のブナガヤ(小浜晋さん)トークショー。さすが、先輩がたであります。こちらは、頭がいっぱいなのに、なんだかほんわか気分で、お互いの特徴やら心配事などを話してくれました。最後には親戚であることを確認。来年が楽しみなコーナーであります。また、話を引き出してくれたやさしい町コーディネーターにも感謝であります。
 あっという間に時間は過ぎて、授賞式となり、宮崎園長が途中、東京へ帰るという超多忙の代役を私めがお引き受けして、授賞式はなんとか終了。アキノンとケンムンズfrom商工水産ズによる揺ったリズムのミニライブでは、観客も思わず歌い出してました。そして、ラッピングバスの登場!!ケンムン大賞と各部門最優秀作品を道の島バスにラッピングして、記念写真をパチリ。いやあ、真夏の太陽のもと、バスはとっても映えていましたね。
 こうして、2時間のイベントはあっという間に終了。夜の懇親会では、30名超のメンバーが屋仁川の居酒屋に終結。二次会まで大いに盛りあがったのでありました!!

ところで、これ、ポスターに合わせたケンムン弁当。スタッフだけの特注品であります。なんやかんや、いろいろケンムンづくしの一日でした!!
 イベントは一日でしたが、来年は奄美群島復帰60年なので沖縄北部から、やんばる交流の市町村長方が来島の予定。キジムナーとケンムンの兄弟姉妹の絆宣言を行うことになっています。2年目でこんなに発展してきたことは、すごいこと。実行委員会の面々、イベントに御協力いたただスタッフの皆様、そして遠路はるばる奄美に来て下さった沖縄の講師の方々、奄美の講師の方々、イラスト&写真を応募してくださった方々、イベントにご来場の皆さん、本当にありがとうございました!!反省はいろいろありますが、とりあえず、これで締めといたします。んじゃ、また〜!ありがとうございました!!
  


Posted by hamayuri  at 19:16

2012年08月04日

ケンムン大賞

ええっと、奄美パークでのケンムンイベントの前に、ケンムンイラスト&写真コンテスト審査がございました。7月19日のことであります!
写真審査は、写真家濱田太と、常田守の両人。イラスト審査は、田中一村記念美術館学芸専門員の掘脇先生と、奄美美術家協会の久保井さんでした。写真は、一般からがほとんどで92点。イラストは、659点という昨年の倍近くという応募数です。イラストは本当にいろいろな力作にあふれ、甲乙つけがたいものがいっぱい。9月3日まで奄美パークで展示しておりますので、皆様、是非、イラスト&写真コンテストの力作を見て下さいませ。
 イラスト部門ケンムン大賞と、写真部門ケンムン大賞の作品を掲載いたしますね。
  


Posted by hamayuri  at 15:21

2012年08月04日

第2回奄美ケンムンふぇすた(7月28日)

みなさま。ご無沙汰しておりました。さて、今年のケンムンふぇすたも大盛況のうちに、終了いたあしました。なんか、脱力感でブログもアップできないままでした。申し訳ございません。一週間後のアップになりましたが、遅ればせながらご報告申し上げます。
さて、実行委員会組織で様々な準備をしてきた今回のイベントですが、大きなテーマは「沖縄との妖怪交流」。第一日目は、奄美市街地のAiAi広場にて、アカデミックに沖縄の小妖怪「キジムナー」と奄美のケンムンを語るイベント。講師には様々な方々をお招きいたしました。まず、午後1時に、奄美でケンムン映画製作を企画している龍村仁監督の「地球交響曲」鑑賞。しかし、開始時間が新聞では午後1時30分開始とのことだったので、遅れてやった来た方々もいました。これは反省材料。「愛しのけんむん」と題して講演。
 次に、研究報告として登壇された方々は、環境省自然保護官の田中準氏ほか、民俗研究者の琉球大学名誉教授の津波(つは)高志先生、同じく琉球大学の大学院生でアルゼンチンからの留学生マッザロ・ヴェロニカさん、奄美瀬戸内町図書館•郷土館学芸員の町健次郎さん、奄美郷土史家の弓削政己さんという超豪華メンバーで、次々とご自身の専門分野のなかで沖縄と奄美の小妖怪を取り上げたのでした。




 自然と、民俗学、歴史のなかで「ケンムン」が取り上げられたのは、おそらく今回が初めてだったのではないでしょうか?特に、奄美の歴史のなかで、「ケンムン」は薩摩藩による規制もあったというのが提出されたのが、ものすごい収穫であります。奄美の島人は、ケンムンを畏れそこの樹木などを切らないでいたが、薩摩藩は、ケンムンを土地開発の疎外要因と位置づけ、鹿児島の下人をやとって開墾を進めたというのです。1964年の喜界島代官に宛てた「申渡」文書は、ケンムンという文字が歴史史料に初出されたものということでした。弓削さん、始めは、ケンムンはご自身のテリトリーではないとの尻込みをされていたのですが、これは素晴らしい発見。うう、うれしい限りであります。開発の遅れがすなわち、奄美人が、ケンムンがいる神山を畏敬していた現れであるということでした。
津波先生は、「キジムナーには頭に皿がないが、奄美のケンムンには皿があるものともいわれる。これは、薩摩の影響」と見抜かれました。キジムナー撃退法に、放屁や睾丸をつつく等があることも紹介。これは奄美ではないですね。でも,喜界島では放屁したねといったら、ケンムンが逃げて行ったという話を聞いたことがあります。町さんは、ケンムンが山から降りるということに着目し、山の神と(庚申)比較する必要を指摘。また、私が以前気にしていた与論島のイシャトゥと、徳之島のイッサンサン、オキナワの蟷螂(イサトゥ)との関係にも及び今後が大変興味深いものでありました。ヴェロニカさんは、そのイシャトウとケンムンについて発表。島々でキャラクター化できるのは、ケンムンだけで、つまり、ケンムンは奄美群島の小妖怪の勝ち組と定義されました。なあるほど〜。面白い表現ですね〜!
 こうして様々な発言があり、迎えたシンポジウムでは、原口泉(志学館大学教授)が飛び入り参加され、中山ケンムン村村オサのコーディネートのなかで、初めての妖怪シンポが開催されたのでした。なかでも面白かったのは、鹿児島では妖怪は退治する対象であるのに、奄美のケンムン話には退治するという話が出て来ないこと。なあるほど〜。島人は、たまがる(怖がる)畏敬の念があったということなのでしょうね。ケンムンを通して、島人の自然への思いが見えた一日でした!!

  


Posted by hamayuri  at 14:11