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2017年08月29日

出汁そうめんの思い出


お盆近いので、昼食には、久しぶりにニラ入り出汁そうめんにしました。ニラが束で売っていたので、ニラ料理をいろいろ作らねば〜  


Posted by hamayuri  at 13:54Comments(0)

2017年08月28日

海の群星


海の群星を読了。群星は、むりぶしと読みます。主人公は、沖縄の糸満漁師に買われて行った奄美出身の少年の話です。初めて見た海の群星が、海の中で、浮いたり沈んだりして漁をする、雇いん子のようだと…。奄美からも、かなり糸満へ売られて行った人がいると聞いています。糸満漁師たちは、九州や東南アジアまでも、サバニで漁をしたようです。奄美にも、糸満漁師家族が来て、夫が釣った魚を妻が売り歩く姿がよく知られています。
 谷川健一は、平凡社に入社し、「太陽」という雑誌の初代編集長となりました。その後、会社をやめて、民俗研究者となり、南島をはじめ、日本各地を歩き、地名研究所を作り、また歌人でもありました。もっと、彼の本を読んでみようと思います!  


Posted by hamayuri  at 13:32

2017年08月22日

NHK短歌佳作 (7〜9号)

うっかりして、ブログにアップできませんでした。NHK短歌に掲載された佳作たち。



まずは、今日届いた、来月9月号より
●無口なる蛇口ひねればほのほのと熱き真水の流るる夕べ   

(題詠/オノマトペ 選者/永田和宏 )




8月号

●硫黄島に俊寛堂を訪へば波打つやうに蝉の群れなく

(題詠/地名  選者/黒瀬珂瀾)




7月号

●潤む目は世界で一番小(ち)さな海 寺山修司の言葉に溺れる   

 (題詠/固有名詞のある歌 選者/永田和宏)




●山すその焼酎蔵には仙人のやうなる菌の棲みてゐるらし

 (題詠/焼く 選者/大松達知)




●一つずつ扉よりダンボールの消えゆきて色褪せし畳語り始める

 (題詠/扉 選者/黒瀬珂瀾)  


Posted by hamayuri  at 14:12

2017年08月18日

アマミノクロウサギ、世界的写真展で入賞



このほど、世界的な自然写真コンテスト「ネイチャーズベストフォトグラフィー」のアジア地域動画部門で、アマミノクロウサギの子育てを題材とした浜田太の作品が入賞しました。
 作品は2015年10月末〜12月初旬、奄美大島中南部の山中で一組の親子をハイビジョンカメラ3台を使用し、約100メートル離れたテントからの遠隔操作で撮影、約4分の作品に仕上げたもの。特に、大粒の雨のなかで、母ウサギが泥だらけになりながら、巣穴を掘り、出てきた子ウサギを濡れないように庇いながら授乳させるシーンが印象的です。

 この写真コンテストには、アジア50カ国から写真を含めた約8,500点のなかから選ばれ、11月16日には、アジアだけでなく全部門の受賞者を招き、米国のスミソニアン国立自然史博物館にて、授賞式があります。

 作品は、ネイチャーズベストフォトグラフィーアジアのホームページからも、閲覧できます。

http://www.naturesbestphotgraphy.asia/ja/


  


Posted by hamayuri  at 10:23

2017年08月16日

南日歌壇にて 2017年8月10日

久しぶりの南日歌壇。イベントやら旅行で忙しかったとはいえ、4月以降、なかなかヒットになれなかったのですが、ようやく一席をいただくことができました!!

 ●夕焼けの茜色の空ネパールの象も見てゐむ北緯28度 浜田ゆり子小島ゆかり評/日本の奄美と、ネパールは同じ北緯28度に位置するという。だからこそ作者は「ネパールの象も見てゐむ」と表現したのである。はるかに飛翔する想像の翼が、歌の世界を大きく広げた。

●翡翠色の勾玉に似た肝をもつミズイカ光る十六夜の海 高野公彦評/奄美の海で、月の光とミズイカの魂が交信しているような幻想的な光景。透き通るイカの体に光るヒスイ色が目に浮かぶ。   


Posted by hamayuri  at 15:56

2017年08月16日

ホライゾンを取材のバリア先生

ニュージーランドのオークランド ユニテック工科大学教授であるバリア先生が、鹿児島大学の島嶼研究の招聘で、奄美に来島されています。「ホライゾンに大変興味をもっているニュージーランドの研究者がいるので、会ってもらえませんか」と、奄美出身の鹿児島大学の桑原先生から帰りの秋田新幹線で一杯のんでいるとき、メールをいただきました。バリア先生は、メディア研究で来島されているとのこと。桑原先生は、ホライゾンの定期購読者であったため、持っているホライゾンをすべてお見せしたようです。

 台風があったので、もしかしてこれなかったのではないかなとは、思いましたが、無事、奄美についているとのこと。英語ができないことなんか、忘れていそいそと出かけて行ったのであります〜はじめの自己紹介はきちんといえたものの、あとは、ま、桑原先生の通訳でなんとか、しのぎましたけど、バリア先生は、目をみながらホライゾンをとても褒めてくださったので、破顔一笑!こんな顔になってしまいました〜ホライゾンは、休刊してからも、息づいているのですね〜ありがたいことです!!

 私が、企画取材編集をしたと言ったら、「one woman show」といって、びっくりされていました。ホライゾンではなく、「treasure」という名前がよかったかもといってくれまして〜。ホライゾンの電子化はもちろん、英訳もするよう、かなりいわれました!まじか!とは思いますが、世界自然遺産へむけて、ヨーロッパの人たちは奄美の情報を、それもホライゾン的な情報(画像で見せる)のを、欲しがっているとのこと。ありがたいことです。今後、可能性を探ります。


バリア先生は、ギリシャのクレタ島出身とのこと。田中一村が大好きになったそうで、一村の目で、奄美を見るようになったとお話しされていました!  


Posted by hamayuri  at 09:57

2017年08月15日

秋田の夜

7月29日の懇親会では、多くの方々からお祝いの言葉をいただき、やはり、靴を買っておいてよかったと思った次第。勝負靴であったかもしれませんね〜懇親会では、俵万智さんと初めてお話しできて、これもうれしいことでした。実は、かつて、「考える短歌」という書籍に私の短歌が掲載されたことがあり、これは俵さんの選出だったので、そのお礼も是非お伝えしたかったのです。紙切れに。「三枚の風景切手に伴されて牧水歌集は海わたり来ぬ」とメモして、お見せしたら、うれしいことにこの歌を覚えているといってもらえました。お酒もかなりいただいていたのですが、この日は酔いませんでしたね〜年取ってもこんな日もあるんだと、夢心地でした!
 翌日は、参加者全員の歌を一つずつ選者が、講評していくのですが、うむ、私の歌は、ま、ちょっと素通りに近かった。「台風のそれて始まる豊年祭 女相撲甚句は貫禄をます」。ま、仕方ないよね〜知られていない祭りだし。女相撲甚句が、回しをつけて、女性は土俵の下を甚句をいいながら踊るなんて知らないものね〜ね〜。

 ま、でも、「群黎賞」をいただいたのだから、もう、酷評されても、全然気にしない。一人納得する私でした。最後に、佐佐木先生と伊藤先生が講評するのですが、「この歌はとても大きな動きがある歌」と佐佐木先生が取り上げてくれたのであります!やはり、私ってついてるわ〜。秋田に来た甲斐がありました!ホテルの真ん前に咲いているこのハスの花、秋田のお酒、ババヘラアイス(昔、ばあちゃんがヘラでアイスを作っていたことから命名だと!)ありがとう、秋田!

 そうそう、歌会の最後に、伊藤一彦先生にもご挨拶しておかないとと思い、三重の友人と一緒にご挨拶。実は、今年の正月に伊藤先生からお電話を頂いていて、まさか、伊藤先生から直接電話いただけるとは思っていなかったし、正月早々誰だ?みたいな対応してしまいました。伊藤先生はやさしい宮崎弁で笑いながら、お話しさせていただきました。私の歌を注目してますよという感じでしたが(なんと恐れ多い!)、お会いしたことがなかったので、あらためて、ご挨拶。握手までしてくださって、思い出深い秋田大会となりました。ふふふ、でもって帰りは、秋田のお酒をちょい飲みしつつ、ちょい寝しました。








大きな花束をいただいて、東京へ持ち帰るのは大変でしたけど、それも、ありがたい思い出〜

  


Posted by hamayuri  at 17:53

2017年08月15日

群黎賞をいただきました!

しばらく更新をさぼっておりまして、すみません。実は7月29日〜31日まで、秋田に行ってきました。佐佐木幸綱主宰の「心の花」全国大会があったからです。昨年は、東京であったのですが、毎年、地方を回っているようです。東北へは、行ったことがないので、東北新幹線「こまち」1号に乗って、行きました。いやあ、一人旅は結構好き〜自由ですものね〜ま、こうして旅ができるのも、仕事を頑張ってきた自分へのご褒美?いやいや、理解ある夫のおかげと感謝しつつ、実りつつある田んぼを眺めておりました。
 こまち1号は、早朝6時32分発でしたから、東京の実家をその1時間前に出発。えきねっとで買っておいたチケットをもって、いざ、東京駅へ。方向音痴の私なので、迷うかと思ったのですが、意外とすんなりずんずん行けて、おお、私やるじゃん!と自画自賛しながら、乗り込みました。この瞬間がうれしいですね〜秋田は終着駅なので、もう、爆睡できる。朝からビールということもなく、寝不足をここで補填。うれしい爆睡。

 秋田へ着いたら、改札で見知った方をみつけ、相乗りのタクシーで会場へ。でも、開場までには1時間以上もあるので、ぶらぶら時間つぶし。ホテル内のブティックを見ていて、バーゲンなどを見ていたら、おや、素敵な靴がある。立派なホテルにはちょっと恥ずかしいくたびれた靴を履いていたので、思い切って買ってしまいました。ふふ、これなら、懇親会にも恥ずかしくないなと思いつつ。ランチはカレーバイキング。白、黒、ピンク、ベージュなど、様々なカレーを堪能しながら、一人ランチを楽しみました。

 さて、会場に行くと昨年、一緒になった三重の人と偶然またいっしょの席になり、なんか、縁を感じちゃいましたね。いっきに楽しくなってきました。宮崎の伊藤一彦先生による講演「短歌と風土」のあと、題詠「祭り」に関してのシンポジウム。ハレとケの歌について、いろいろ面白かった。

そして、毎年選ばれる「心の花賞」と、今年初めての「群黎賞」の発表。少しは期待はしていたものの、顔に出ないように、普通にしていたのですが、なんと、群黎賞に私の名前が呼ばれたのであります!!え?わたし?え、ほんと?てな感じで、とりあえず老眼鏡を外して壇上へ〜

 なななんと、佐佐木幸綱先生が、笑顔で待っている!いやあ、64歳にして、新人賞ですから、なんともお恥ずかしいですが、第一回というのが、いいですよね。




  


Posted by hamayuri  at 17:28